【元ウェディングプランナーが教える!】ウェディングプランナーになって良かったこと・大変だったこと☆

ウェディング

結婚式の打ち合わせから当日までを担当するウェディングプランナー。ウエディングプランナーを希望する人は年々増えていっているようです。”結婚”という一生に一回の大切な時を新郎新婦と共に作り上げていくこの仕事は華やかで夢のある仕事ですよね。

私も”あなたが担当で本当によかった”とお客様から言ってもらえるような存在になりたい!と思い、ウェディングプランナーを志望しました。晴れて念願のウェディングプランナーになれた!と思ったのも束の間、実際働いてみるとプランナーという仕事の厳しい現実に突き当たりました。

元ウェディングプランナーの私が感じたプランナーの良さや大変さをお伝えします。



 

ウェディングプランナーになって良かったこと

1.一生に一回の最高に幸せな瞬間に立ち会うことが出来る

結婚式は稀に2回、3回の人もいますが、通常は人生で一回ですよね。しかも大好きな人と結婚し、その愛を誓う場所、ゲストの方々に感謝の気持ちを伝える場所です。そんな最高に幸せな瞬間に立ち会うことができ、その結婚式をプロデュースすることが出来るとても素敵な仕事です。1日のうちに何度も「おめでとうございます」という言うことの出来る仕事はウェディングプランナーだけではないでしょうか。

また新郎新婦はゲストのことを想って大切に打ち合わせをし、結婚式当日を迎えます。晴れて結婚式当日を迎えた新郎新婦の最高に幸せそうな姿を見れるのは、ずっと打ち合わせを共にしてきたプランナーとしてはとても感慨深く、幸せな気持ちになります。こんなにも幸せは空間が続く仕事はこの仕事だけだと思いますよ。

 

2.お客さんと近い距離で接客できる仕事

結婚式の打ち合わせは約半年前から始まります。月に1~2回ペースで1回の打ち合わせには3~4時間かかります。最初はお互いに緊張感があり距離もありますが、何度か打ち合わせを重ねていくうちに新郎新婦との距離うが近くなっていきます。打ち合わせ中には結婚式とは関係のないプライベートの話や世間話などたわいもない話をしたりと盛り上がっていきます。ビジネス上の関係ではあるものの、新郎新婦にとって大切な結婚式のことを何でも相談出来る良い友達というか先輩というか・・・そんな関係になっていけるのです。

お客さんとたくさんの打ち合わせをする仕事は結婚式以外にも不動産関係や車販売などありますが、これだけ密にお客さんと関係を築いていける仕事はウェディングプランナーならではだと思います。

結婚式が終わってからは新郎新婦と会う機会は減りますが、式場によっては挙式済みのお客さんを招待してパーティーをしたりすることもあるので、長く付き合える仕事だといえます。

 

3.キレイで華やかな空間で仕事が出来る

結婚式場はとにかく事務所以外は本当に綺麗です(笑)大切な場所なので清掃も行き届いていますし、定期的にメンテナンスも行われています。結婚式当日はお花やテーブルコーディネートなどキレイに装飾されていて素敵な空間が広がっているんです。そんな中をスーツでビシッときめてヒールでコツコツ歩く・・・とっても絵になる光景ですしカッコイイ姿ですよね。私自身もそんな姿に憧れてブライダル業界に入ったようなものなんです。仕事をする環境もとても大切だと思うので、キレイで華やかな世界で働きたい人にはぴったりの仕事だと思いますよ。

 

ウェディングプランナーになって大変だったこと

1.事務仕事や細かい確認作業が多い

ウェディングプランナーの仕事というと結婚式の打ち合わせや結婚式当日のサポート、進行を行うという接客のイメージが強いですが、実際は想像以上に事務所での作業がとても多いのです。毎回の打ち合わせ後には打ち合わせ内容をまとめたり、次回に向けて他業者の手配をしたり資料の手配をします。そして最終の打ち合わせの後には漏れや間違いがないかひとつひとつ確認した上での発注作業や他業者への伝達作業があります。やはり絶対に失敗してはいけない日なので確認、確認、確認の連続です。

また、お客さんからのメールへの返信や手作りアイテムのチェックもあるので、接客や施行時間以外の時間は事務所でパソコンに常に向かっているんです。接客がどんなに好きでも細かい作業が苦手な人にはこの仕事は大変かもしれません。

 

2.土日祝は休めない・土日の労働時間が長い

接客行なので仕方のないことですが、土日祝日は基本的に仕事を休むことはできません。友人の結婚式に招待されたとしても、その日に既に担当を持っているときは出席することが出来ないのです。また、土日に担当する結婚式があることがほとんどですし、打ち合わせも土日に集中してきます。なので、結婚式を担当した後にそのまま他のお客さんとの3~4時間の打ち合わせが続き、接客が終わるのが21時になったり・・・ということも多々あります。また、午前中の結婚式を担当した場合は新郎新婦の来館が7時の場合もあるので、6時過ぎには出勤しなければならないこともあります。

土日祝日はどうしても1日の労働時間が長くなりますし、GWなどの大型連休は長時間労働日が続くので体を壊さないように体力作りが必要になります。

 

3.給料が安い

これはブライダル業界全体に言えることですが、とにかく給料が安いです・・・。

サービス業なので仕方ないのかもしれませんが、ウェディングプランナーの仕事はプレッシャーや緊張感の元お客さんの為だけを思って働く仕事です。お客さんのために土日祝は朝から夜遅くまで仕事をすることがほとんどでした。にも関わらず、もらえるお給料は本当に少なくて・・・正直割に合わないと何度も思いました。

男性社員などはある程度役職がつかないと結婚して奥さんや子供を養うことは難しく、転職する人も多かったように思います。華やかで夢のある世界で志願する人が多いので人材に困るということはなさそうでしたが、給料や待遇の面から転職する人が多く長く勤めている社員は少なかったです。

 

若い人にはおすすめなとても素敵なお仕事です

元ウェディングプランナーとしてこの仕事の良いところ、大変なところを挙げてみました。

あくまでも私が働いてみて感じたことなので他のスタッフとは違うとらえ方もあるかと思います。

結論としては私はウェディングプランナーの仕事に就けて良かったと思っています。大変なことやつらいこともたくさんありましたが、それ以上に新郎新婦からたくさんの幸せのおすそ分けをもらいました。

結婚式という素晴らしい1日を私が主軸となって作り上げていくのは本当にわくわくしましたし、楽しい時間でした。こんな素敵な仕事に携わることが出来たことは私の人生において宝物です。

また、体力も必要で覚えることもかなり多いこの仕事は正直若い時にしかできないと思います。30歳を過ぎた今あの頃のように働けを言われても絶対にできません・・・。それ位多忙な仕事です。

今就職活動中や転職活動中でウェディングプランナーを検討している方は、この仕事の大変さを理解した上でそれでもやってみたいという気持ちがあるのであればぜひ目指してみて欲しいと思います。新郎新婦から”○○さんが担当で良かった!”やゲストの方から”とても素敵な結婚式だった”などと言ってもらえたときの喜びは言葉に言い表せないくらいの喜びを感じます。人生の最高に幸せな瞬間に立ち会えるウェディングプランナーという仕事、私は大好きです。

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